ガイド
Macでスクリーンショットの機密情報をぼかす方法
スクリーンショットから漏れる機密情報の多くは、送った本人が見ていた部分にはありません。このガイドでは、macOSに用意されているツール、安全な隠し方、送信前に確認するチェックリストを紹介します。
ぼかしでは隠しきれないこともある
既知のフォントの文字に軽いガウスぼかしをかけただけだと、元に戻せてしまうことがあります。ぼかしは予測できる変換だからです。粗いモザイクならより多くの情報が失われ、不透明な図形なら情報はすべて失われます。キー、トークン、口座番号など重要なものには、粗いモザイクか塗りつぶした四角形を使い、できれば切り取って画像から外します。
方法1:“プレビュー”または⌘⇧5のサムネールの“マークアップ”
- スクリーンショットを撮ったらフローティングサムネールをクリックするか、ファイルを“プレビュー”で開いてツールバーの“マークアップ”ボタンをクリックします。
- “シェイプ”から長方形を選び、隠したい部分の上にドラッグします。
- 塗りつぶしの色を単色にして、図形が完全に不透明になっていることを確認します。
- 保存します。共有する前に、実際のサイズで結果を確認します。
補足 “マークアップ”には、ぼかしやモザイクのツールがありません。安全なのは不透明な長方形だけで、半透明の長方形はまったく安全ではありません。
方法2:Shotnixのエディタでぼかす・モザイクをかける
- 取り込んだら、クイックアクセスのサムネールで⌘Eを押してエディタを開きます。
- “ぼかし”(B)または“モザイク”(P)を選び、隠したい部分をドラッグします。どちらも、下にあるものを端までしっかり覆います。文字を隠すときは“強さ”のスライダを上げます。モザイクは本物のブロック状のモザイクです。
- 確実に隠したい場合は、代わりに塗りつぶした長方形を描きます。
- ⌘Cでコピー、⌘Sで保存します。隠した部分は、書き出した画像のピクセルそのものに焼き込まれます。
方法3:画面録画の中で隠す
動画の場合、Shotnixのエディタには“ぼかし”の注釈(Bキー)があり、ズームしても隠したい部分から外れません。タイムラインのバーで始まりと終わりを決めれば、録画の一部だけ通知やサイドバーを隠せます。不透明な四角形ではなく強いぼかしなので、キーやトークンは、その部分を動画からカットするか、切り取りで画面から外します。
共有する前のチェックリスト
- ブラウザのタブ:タイトルに名前やチケット番号、書類のタイトルが入っていることがよくあります。
- アドレスバー:クエリ文字列やID。
- 通知とメニューバー:カレンダーの予定、メッセージのプレビュー、アカウント名。
- ポップアップメニューや検索フィールドの自動補完と、最近使った項目。
- ディスプレイ全体を取り込んだ場合は、2台目のディスプレイや背後のウインドウ。
- ターミナルの履歴と、スクロールバックに残った環境変数。
よくある質問
ぼかした文字は元に戻せますか?
ぼかしが軽く、フォントがわかっている場合は戻せることがあります。機密情報には、粗いモザイクか不透明な図形を使います。
macOSの“マークアップ”にぼかしツールはありますか?
ありません。“マークアップ”にあるのはシェイプ、テキスト、署名です。塗りつぶした不透明な長方形を使うか、ぼかしとモザイクがある他社製のエディタを使います。
モザイクなら安全ですか?
狭い範囲に粗いモザイクをかけるなら、たいていは安全です。長い文字列に細かいモザイクをかけた場合は、安全性が下がります。迷ったら、単色の図形で覆います。
書き出した画像に、ぼかしの下の元のピクセルは残りますか?
残りません。Shotnixでは、ぼかし、モザイク、図形は書き出したPNGやJPEGに直接描き込まれます。取り除ける隠しレイヤーはありません。
お使いのMacで試してみてください。
Shotnixは無料のオープンソースアプリで、すべてMac上で動き、透かしも入りません。Appleの公証を受けたアプリをダウンロードするか、GitHubのリポジトリにスターを付けて今後の開発をフォローしてください。
11.8 MB · Appleシリコン(M1以降)· macOS 13以降 · Appleによる公証済み · MITライセンス